ホールトマト缶は危険?!厚生労働省データをもとに調査

トマト缶は危険なのか厚生労働省の見解から調査 雑学

ホールトマト缶危険!という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ホールトマト缶はとても便利でスーパーに行けば400g入りを100円未満で購入できるので生のトマトよりコスパがいいというイメージですよね。

買い置きをされている方も多いのではないでしょうか?

そんなホールトマト缶ですが最近「ホールトマト缶は危険」という言葉がよく聞かれるようになりました。

「ホールトマト缶が体に悪いと聞いたけど本当なの?」

「子供に食べさせないほうがいいの?」

「どのくらい摂取したら危ないの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

ホールトマト缶は危険なのか、厚生労働省のデータをもとに調査してみました。

ホールトマト缶は危険なのか?

ホールトマト缶の画像

ホールトマト

ホールトマト缶は危険ということを耳にするとやはり心配になりますよね!

ということで厚生労働省のデータをもとに調査してみたので紹介させていただきます。

そもそもホールトマト缶の何が危険かというとホールトマト缶の内部コーディングに使われている「ビスフェノールA」というプラスチック樹脂が問題なんです。

しかし結論は危険ではなく毎日普通にホールトマト缶を食べても大丈夫なのです。

その理由は、ホールトマト缶に含まれるビスフェノールAの量はとても少ないからです。

とは言え、厚生労働省のQ&Aには以下のように書かれていました。

偏った食事を避け、毎食缶詰を中心とするような食生活にならないよう、いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけることが大切です。引用:厚生労働省

ビスフェノールAとは?

ビスフェノールAは、主にポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として使われています。

ホールトマト缶にも使用されています。

トマトは元々酸性の食べ物なので缶の素材である鉄やアルミなどの金属に長期間触れた状態にしていると腐食してしまいます。

そのため缶詰では内部をビスフェノールAというプラスチック樹脂でコーティングして、防腐しているんです。

この樹脂がトマトの酸の影響を受けて食べ物に溶け出しているから危険であると言われるようになりました。

缶詰製品も技術改良により、ビスフェノールAの溶出をさらに低減させるための製品改良が進んでいます。

ホールトマト缶をどれだけ食べたら危険?

ホールトマト缶2

ホールトマト缶は食べても大丈夫ということだけど、ビスフェノールAは実際に含まれています。

では逆にホールトマト缶をどれくらい食べると危険なのかを厚生労働省のデータをもとに紹介したいと思います。

以下に引用する厚生労働省のデータで考えると、一日にトマト缶を250缶以上食べてしまうと耐容量を超える計算になり危険です。

ただまだ解明されていないこともあるので、危険ではありませんが妊娠中の方や乳幼児毎食缶詰を中心とするような食生活は避けたほうが無難ではあります。

それでは厚生労働省のデータを見て解説します。

ビスフェノールAについては、動物を用いての急性毒性、反復投与毒性、生殖・発生毒性、遺伝毒性、発がん性などの様々な毒性試験が実施されており、その結果から無毒性量※が求められています。これらの毒性試験における無毒性量を基に種差や個体差などに起因する不確実性※も考慮し、安全側に立って、ヒトに対する耐容一日摂取量※が1993年(平成5年)に、0.05mg/kg体重/日と設定されました。

それに基づいて、我が国の食品衛生法の規格基準においては、ポリカーボネート製器具及び容器・包装からのビスフェノールAの溶出試験規格を2.5μg/ml(2.5ppm)以下と制限しています。

引用:厚生労働省ビスフェノールAについてのQ&A

引用した内容によると、例えば体重50㎏の方は耐容一日摂取量は2.5mgになります。

現在の缶詰は、そもそものビスフェノールA使用量自体がわずかになっており、トマト缶ではその溶出量はわずか0.025ppm程度になります。

液体の濃度について用いる場合は近似的に1ppm=1mg/L=1μg/ml。

そのためトマト缶が一缶400mlとして、溶け出しているビスフェノールAは一缶当たり10μgとなります。

計算するとトマト缶1日250缶分食べると耐容一日摂取量に達して危険ということになります。

ホールトマト缶を妊娠中の方や乳幼児が食べると危険なのか?

赤ちゃんの画像

妊娠中の方や乳幼児はホールトマト缶を食べても大丈夫なのでしょうか?

以下に根拠となる厚生労働省のデータを引用しています。

先ほどのホールトマト缶に含まれるビスフェノールAは微量であるということを前提としていますので、ホールトマト缶を普通に食べたからと言って危険ということはありません。

しかし厚生労働省のQ&Aには、ビスフェノールAには「未だに不明な点も多く」とも書かれています。

不明な点が多い現段階では妊娠中の方や乳幼児は毎食缶詰を中心とするような食生活は避けたほうが無難ではあります。

成人の場合、ビスフェノールAの主要な曝露源としては、缶詰が指摘されています。妊娠されている方がこのような缶詰食品を多く摂取することにより、胎児がビスフェノールAに曝露する可能性があります。

近年、食品缶や飲料缶について、他の合成樹脂を容器に用いるなどの技術改良により、ビスフェノールAの溶出が少ないものへ改善が進んでおり※、通常の食生活を営む限り、ビスフェノールAの曝露は少ないものと思われますが、念のため、公衆衛生的な観点から、できるだけ曝露しないように食生活に心がけて下さい。具体的には、偏った食事を避け、毎食缶詰を中心とするような食生活にならないよう、いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけることが大切です。(引用:厚生労働省

ホールトマト缶は危険?!厚生労働省データをもとに調査まとめ

ホールトマト缶は危険?!厚生労働省データをもとに調査ということでしたがいかがだったでしょうか?

内容をまとめるとホールトマト缶は危険というほど気にすることはありません。

しかし「缶詰ばかりの食生活にならないように気を付けましょう」ということでした。

ホールトマト缶は便利なので必要な時には使えばいいですね!

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